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建築家中村一幸、命を守る家・住まい・住宅の耐震改修・制震構造(大阪、京都、奈良、兵庫)
1982年以前の築23年以上たった耐震改修工事が必要な老朽化した家・住まい・住宅について、新しい制震構造技術を使ってより効果的にできる耐震改修事例を報告するブログ

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構造計算書偽造事件と建築家中村一幸の職業観

日本建築家協会(JIA)の登録建築家規定に、設計監理者と施工者の職業分離の規定があります。

「建築設計事務所をやりながら、工務店などの建設業をしてはいけない」
http://www.jia.or.jp/qualify/qualif_arch/index.html

すなわち、建物を設計する人(設計者)、それを設計図どおりできているか監理する人(監理者)、工事をする人(施工者)、の中で設計監理者と施工者を職業として兼用しはならないという規定です。

本来、職責職能として分かれていないといけない所が、職とし一諸にやるとチェック機能が働かないという主張からです。

この様な観点で今回の事件をみますと、シノケン、ヒューザー、木村建設などは、設計事務所でありながら施工業者でもあり、これらを企画開発した建築主でもあります。事件の背景を考えると社会的責任を問われても仕方がありません。

また問題の姉歯一級建築士は、この仕組みの中で下請構造設計事務所として関与していたと思われます。事件の解明が急がれます。

ここで倫理の問題として職業観の整理、すなわち何のために働くか?をもう一度職業人として考えてみましょう。

職業観は人によって、色々とありますが、自己保存的職業観(自分が生きる為に働く)や種族保存的職業観(女房子供を養う為だけに働く)、欲望満足的職業観(欲しい物、やりたい、遊びたい事があるから働く)の方がとても多いと思います。

これらは働く事を労働と考え、「ただお金がほしいから働く」という考えです。

そこで職業人として、お金は必要でしょうが、「それぞれが専問の分野で知識と技術と真心をもって、人の世の為、私はこの職業で、社会のこの部分をにないます」という個々の誇り・存在意義・価値のある職業観をしっかりと持つことも、必要ではないでしょうか。(社会的職業観)

なぜなら、我々一人一人は多くの人々の「力」をかりて生かされ、活きて、社会に存在していると思うからです。

最近は、この様な職業観をもった人は、私の様にシーラカンス的存在となっているのでしょうか。

私は建築家として恥かしくない、いい仕事をこれまでも、これからもやっていこうと思います。凛として!

耐震改修



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  1. 2005/11/23(水) 03:26:25|
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